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第19回カロテノイド国際シンポジウムに シルバースポンサーとして出展

2023年7月20日

株式会社アルヌールは、2020年11月設立以来自社のR&Dセンターにおいて微細藻類の安定した「屋内連続培養」と有用成分であります「フコキサンチン」の抽出を行っております。
この度アルヌールは、2023年7月9日(日)から14日(金)の6日間にわたり富山国際会議場にて、国際カロテノイド学会が主催する「第19回カロテノイド国際シンポジウム」に、シルバースポンサーとして協賛し、フコキサンチンとアルヌールの培養技術を広めるためブース出展いたしました。

カロテノイド国際シンポジウムは、国内外で活躍する研究者や関連企業の関係者が集まり最新研究について意見を交わし、その模様は世界中の一般及び化学コミュニティに公開されており、最近5年間でカロテノイドに関する約13.000件の科学論文が発表され、その数は増え続けています。これは、カロテノイドがいかに注目されており重要であるかがわかります。

アルヌールが生産・抽出している「フコキサンチン」とは、元来昆布やワカメなどの褐藻類にごく微量に含まれる海洋性カロテノイドの一種で、老化やシワ、シミを防ぐ“抗酸化作用”や“抗炎症作用”をはじめ、“コラーゲン産生促進作用”、“ヒアルロニダーゼ阻害作用”、“がん細胞の増殖抑制”、抗肥満”、“抗糖尿病作用”などに関する多くの有効性と健康効果が報告なされており非常に注目されております。
しかし、現状では化学合成での供給が不可能であり、天然物からの抽出に依存していることで非常に希少且つ高価なため、一般に広く普及していない貴重な成分です。
カロテノイド国際シンポジウムでのブース出展は、高濃度「フコキサンチン」の入手困難という既成概念をお持ちの国内外のカロテノイド研究者の方々に対してもアピールできました。
今後も様々な微細藻類から有効成分の高純度抽出を進めるとともに、微細藻類を活用した新たな産業分野の開拓を積極的に進めることでサステナブル社会実現に向け貢献してまいります。

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