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千葉大学及び株式会社漢方医科学研究所との共同研究開始

2022年3月25日

株式会社アルヌールは、国立大学法人 千葉大学及び株式会社漢方医科学研究所との三者間で共同研究契約を締結し、「微細藻類由来フコキサンチンによる血管新生抑制作用の解析」(以下「本共同研究」)を2022年4月1日より開始します。
 本共同研究では、フコキサンチンによる血管新生抑制作用の解析を致します。現在、普及している血管新生阻害剤は正常細胞を傷害しない抗がん剤として、また失明を伴う眼科疾患の治療薬としても注目されておりますが、臨床に用いられる薬剤は未だ限られており、副作用も報告されております。微細藻類由来フコキサンチンが培養系血管内皮細胞レベルで管腔形成の抑制効果を示すという報告はあるものの、生体において血管の新生を実際に抑制できるのか明確になっておりません。そこで本共同研究により、アルヌールの微細藻類由来フコキサンチンを、生体内の血管観察に有用な鶏胚漿尿膜および病的状態の精査に適切な微小血管内皮細胞に用い、血管新生抑制作用を解析することとなりました。漢方医科学研究所の協力のもと、研究で使用する高純度フコキサンチンを提供してまいります。

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