代表挨拶

MESSAGE

藻類という資源で
次世代の産業インフラをつくる

近年、地球規模での環境問題が深刻化し、カーボンニュートラルへの移行や循環型社会の実現が、あらゆる産業に求められています。 加えて、ヘルスケアや食品分野においても、機能性と安全性を両立する新素材への期待が高まるなど、社会全体が大きな転換期を迎えています。

こうした時代のニーズに応えるべく、私たちは藻類という高度な生物資源に着目し、事業を展開して参りました。

藻類は、CO₂を吸収しながら自己増殖する光合成生物であり、機能性素材やバイオ燃料の原料としての可能性を秘めています。 その特性は、環境負荷の低減による脱炭素・資源循環などの社会課題の解決と経済の持続的成長の両立に貢献できるものであると考えています。 この藻類の価値を最大限に活用するため、独自開発のバイオリアクター技術を中核に据え、研究支援・原材料供給・環境インフラの導入といった複数の領域で、産業基盤の構築に取り組み、バイオテクノロジーの社会実装を推進しています。

藻類という資源から科学技術と事業性の融合を図り、新たな経済価値を創出する。 私たちは、次世代の産業のインフラを支える存在として、産業と暮らしの在り方を根本から再定義して参ります。

代表取締役 星 淳行